朝活の一環として、朝読書をしてみるのはいかがですか?
多くの小中学校でも取り入れられている朝読書は、学習面や精神面にも良い影響をもたらします。本記事では、具体的に朝読書をすることでどんな効果を得ることができるのか解説します。
朝活におすすめ!朝読書の由来とは?
朝読書の発祥は、1980年代後半に千葉県の高校教師が提唱したことがはじまりとされています。現在では、過半数を超える小中学校で朝読書の時間が取られています。
小中学校で実施されている朝読書には、以下のような特徴があります。
- 読書時間:10分~15分の短時間
- 本のジャンル:基本的には自由
- 実施タイミング:1時限目の前が多い
朝読書は、10分程度の短時間で行います。また、本のジャンルは、基本的に自由で生徒の興味・関心に基づき自分で選択します。なお、漫画は不可とする学校もあります。
小中学校での朝読書は、読書の習慣をつけることを目的としてる場合が多いです。そのため、朝読書の感想文を書く課題が出されることは一般的ではありません。
朝読書をすることで得られる効果やメリット
次に、朝読書をすることで得られる効果について説明します。朝読書は、学生だけでなく、大人や社会人にとっても非常に良い影響をもたらします。
集中力の向上につながる
朝は、脳がリフレッシュした状態で、集中しやすい時間帯と言われています。そのため、朝に読書をすることで、情報が脳に入りやすく効率的に学習することが可能です。
また、朝読書をすることで、集中力を高めることができ、その後の勉強や仕事の集中力も継続的に高い状態にすることができます。忙しい毎日でも、朝読書を取り入れることで、その後の活動を効果的に行うことができるのです。
心が落ち着き、リフレッシュにつながる
朝に読書をすることで、心が整い、リフレッシュやストレスの軽減につながると言われています。
朝読書によって、本の世界に没頭できたり、新たな発見や学びに出会ったりすることで、気分をリフレッシュすることができます。
朝の生活リズムが整う
朝読書を毎朝実施し続けることで、朝の生活リズムが整っていきます。
朝読書が、早起きのきっかけになったり、毎日同じ時間で読書をするようになったりすることで、朝の活動がルーティン化されていきます。この結果、毎朝の生活リズムが整うようになるのです。生活リズムが整うことは、健康面でも大きなメリットになります。
主体性や継続力をつけることができる
1日10分でも朝読書を継続することができると、朝読書が習慣化されていきます。朝読書は、自分で決めた本を、自分で決めた時間内で読む行為のため、朝読書を習慣化することで、主体性や継続力を伸ばすことにつながります。
朝読書を通じて、主体性や継続力に自信が持てるようになり、前向きな気持ちで過ごすことができるようになるのもメリットの一つです。
読書を通じて読解力や語彙力を高めることができる
これは、朝読書に限った話ではありませんが、読書を通じて、読解力や語彙力の向上が期待できます。
普段、スマホやパソコンなどのデジタル画面ばかりを見てしまうようなことが一般的になってきてしまった現代では、読書を通じて活字に触れることが大切です。活字は、文章構造が明確で語彙も豊富です。読書を通じて、読解力や語彙力、論理的思考力を鍛えることができるでしょう。

朝読書の習慣を継続させるためのコツやポイント
最後に、たくさんのメリットがある朝読書を継続させるためのコツを紹介します。
あらかじめ読む本を決めておく
朝読書で読む本は、前日のうちにあらかじめ決めておきましょう。
事前に読む本を決めておくことで、当日の朝、読む本を選ぶのに迷うことなく、スムーズに読書に取り掛かることができます。
1日5分からでも朝読書を始める
朝読書は、10分~15分の短時間で行う読書です。そのため、無理をして長時間、読書をしようとしなくてOKです。朝が忙しい方は、まずは1日5分からでも朝読書を取り入れてみることがおすすめです。
自分が読みたい本を選ぶ
朝読書の本のジャンルは、基本的に自由です。朝早く起きて、読書をするモチベーションを維持するためにも、自分が読みたい本を読みましょう。小説や自己啓発本、資格勉強の参考書など、自分の興味・関心が高いものを選んでみてください。
朝読書中はスマホやパソコンは触らない
朝読書中は、読書に集中するために、スマホやパソコンを触らないようにしましょう。スマホやパソコンを触らないようにするためにも、机の上にこれらのものを置かないようにするのもおすすめです。朝読書では、本の世界に没頭できるような環境を整えましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、朝読書の効果やメリットについて解説しました。朝読書には、学習面でも精神面でも様々な良い影響をもらたします。普段の日常に1日5分から朝読書を取り入れてみてはいかがですか?


