大学生の一人暮らしは大学の最寄り駅に住むべき?長所短所を解説

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大学進学するにともない、実家を出てはじめての一人暮らしを始めようとしている方は多いと思います。しかし、「大学の最寄り駅の近くに住んだ方がいいの?」「どういう基準で住居の最寄り駅を選べばいいの?」と家探しに様々な疑問を持っているのではないでしょうか。

本記事では、大学生の一人暮らしを経験した筆者が、一人暮らしをはじめる大学生の最寄り駅の選び方や検討の方法を解説します。本記事を参考に、大学生活を楽しむための第一歩「家探し」を一緒に進めていきましょう!

どんな学生が大学の最寄り駅と同じ駅に住むのが向いている?

はじめに、大学の最寄り駅に家を借りることがおすすめな学生の特徴とそうでない学生の特徴について説明します。

大学の最寄り駅と同じ駅に住むのが向いている学生

以下のような条件を望んでいる場合、大学の最寄り駅に住むことをおすすめできます。

  • 電車などの公共交通機関を使わずに通学したい
  • 朝早く起きることが苦手
  • 大学の図書館や研究室などをたくさん利用したい
  • 部活動やサークル活動に注力したい
  • 大学周辺の環境や景観が気に入っている

生活の中心拠点を大学にしたいと考えている学生は、大学の最寄り駅に住むことが向いていると言えるでしょう。

大学の最寄り駅以外の駅に住むのが向いている学生

上記の条件よりも、以下の条件の方が希望に近い場合は、大学の最寄り駅以外の駅を選択することがおすすめです。

  • 公共交通機関を使った通学でも構わない
  • 朝早くても授業に遅刻しないように準備ができる
  • 大学生活とプライベートの区切りをつけたい
  • 大学近くではないところでアルバイトをしたい
  • 少しでも実家や遊びに行く街に近いところに住みたい

特に、大学とプライベートの時間をきっちり分けたいプライベートで大学の人に会いたくないという人は、大学の最寄り駅以外に住む方が高い満足度を得られる可能性が高いです。

大学生の一人暮らしの最寄り駅の選択は、どんな大学生活を送りたいかによって決めることで後悔が少ない居住地選択をすることができます。自分はどんな生活をしたいのか具体的な希望を書き出すなどして、一度まとめてみることをおすすめします。

大学の最寄り駅と同じ駅に住むメリット・デメリット

以下に、大学の最寄り駅に住むメリットとデメリットをまとめます。

メリットデメリット
・大学までの通学が楽になり、時間を有効に使える
・大学の授業に遅刻する可能性が低くなる
・部活動やサークル活動など大学の予定に参加しやすい
・近くに大学の友人が住んでいる可能性があり、遊びやすい
・学生向けサービスが充実しているお店がある
・大学近くの物件は家賃が高い傾向にある
・大学の友達のたまり場になってしまう可能性がある
・日常の買い物や外出で、大学の知り合いと会う可能性が高い
・生活の行動範囲が狭くなってしまう

大学の最寄り駅に住むメリット

大学の最寄り駅に住むことの大きなメリットとして、通学時間の楽さや通学時間の短さが挙げられます。大学の最寄り駅と同じ駅に住む場合、徒歩あるいは自転車で通学する人が多いです。公共交通機関を使用しないため、満員電車や思わぬ電車の運行遅延といったストレスに悩むことなく大学に通うことができます。
公共交通機関を使用しない場合、通学時間が短くなり、時間を有効活用することができます。また、通学のための交通費がかからないというメリットもあります。

また、図書館などの大学施設や部活動・サークル活動に行きやすい環境になるため、大学のキャンパスを生活の中心にした大学ライフを送りたい人は、大学の最寄り駅と同じ駅に住むことがおすすめです。

大学の最寄り駅に住むデメリット

一方で、大学の最寄り駅と同じ駅に住むことはデメリットも存在します。
例えば、大学の最寄り駅と同じ駅に住むことで、大学周辺が生活圏内となるため、スーパーやドラッグストアへの買い物といった日常でも、大学の知り合いに会う可能性が高いです。アルバイト先を家の近くにしたいと考えている場合でも、アルバイト先の先輩・後輩、お客さんに知り合いがいる可能性が高まるでしょう。

また、大学の近くに住んでいることで、大学の友人らが自宅に来やすい状況になってしまうため、終電を逃した場合のたまり場などになってしまう可能性もあります。大学生活とプライベートを分けて生活したい人は、大学の最寄り駅以外の駅を選ぶことがおすすめです。

また、大学の立地にもよりますが、大学近くは人気のエリアでもあるため、家賃が周辺地域よりも高い場合もあります。家賃を少しでも抑えたいと考えている場合は、大学近辺の他の駅の家賃相場も確認して、居住地選択をすることがおすすめです。

物件を探す前に最寄り駅についてチェックしておきたいポイント

大学の最寄り駅と同じ駅か、それとも違う駅に住むか決めることができたら、物件探しに移ります。ここでは、物件を探す前に、あらかじめ決めた最寄り駅に関して確認しておきたいことについて説明します。

大学までの行き方と所要時間

まず、大学に行くまでに、どうやっていくのか(電車・自転車など)、どのようなルートで向かうのかどのくらい時間がかかるのかについて確認しておきましょう。そして、1限目の授業に間に合うためには、何時に家を出ればいいのか、あらかじめ把握しておくことがおすすめです。授業の開始時間は、大学ごとに異なっているため、自分の大学の時間割を確認してください。

実際の大学生活を想像して、無理のない生活を送ることができるかイメージしておくことが大切です。

スーパーやドラッグストア、病院等の有無

一人暮らしをする際には、大学へのアクセスだけでなく、食材や日用品といった生活必需品が揃うお店が駅前にあるかどうかも確認しておくことが重要です。徒歩圏内にスーパーやドラッグストアが立地していることは、生活の質の高さにもつながってきます。駅前の商業施設にはどんなものがあるのか、マップアプリなどを使って確認してみましょう。

また、一人暮らしでは、体調不良になった際に、自分で病院に行かなければならないケースも生じます。その時に、近くに病院があると、大変便利です。医療機関についても、チェックしてみましょう。

治安などの住居環境

はじめての一人暮らしでは、様々な不安要素があると思います。その大きな不安の1つに、治安の良し悪しが挙げられるでしょう。

インターネットで、「最寄り駅名 治安」と検索すると、その街の事故事件等の件数などを調べることができます。また、ファミリー層が多い、学生が多いといった街の特徴も調べておくと安心です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、一人暮らしをはじめる大学生の最寄り駅の選び方や最寄り駅の確認ポイントについて解説しました。ドキドキと不安が募っていると思いますが、本記事を参考に、一人暮らしの家探しを進めてもらえると嬉しいです。