新大学1年生必見!履修登録のやり方解説!後悔しないコツ・注意点も

大学の教室

「履修登録って難しそうだけどどうやったらいいの?」「必修科目と選択必修科目の違いってなに?」と悩んでいませんか?大学に入学した直後に直面する「履修登録」には、聞き慣れない言葉が多く、戸惑っている方も多いのではないでしょうか。

履修登録は一度やり方を理解すれば、難しい手順ではありません。しかし、確認不足のままで履修登録を済ませてしまうと、「卒業までに必要な単位が足りなかった」「必修科目が取りきれていなかった」といった状況に陥ってしまう可能性があります。

本記事では、履修登録が初めての大学1年生でも、履修登録のやり方や注意点がマスターできるように分かりやすく解説します。ぜひ本記事を参考に、履修登録を進めてみてください。

履修登録とは

履修登録とは、自分が受ける授業を選択し、大学に申請する手続きを意味します。

高校までは、学校側が定めた時間割に従って、授業を受けていたと思います。しかし、大学では、自分で受ける授業を選択し、自分で時間割を作成する必要があります。そのため、同級生それぞれが違った時間割で大学生活を送ることになります。履修登録では、進級要件・卒業要件を確認し、単位の取りこぼしがないようにすることが大切です。

履修登録に必要なもの

履修登録には、「シラバス」「履修の手引き(大学による)」「時間割表」を用意します。

履修登録をするためには、大学から配布された「シラバス」を用意しましょう。シラバスとは、授業の内容や評価方法など、講義全般の情報が書かれた計画書のことです。

例えば、「経済学Ⅰ」と「心理学Ⅰ」という科目が同じ曜日の同じ時限にあり、どちらを履修しようか迷った場合に、シラバスを参照して「どんな授業内容なのか」「テストとレポートのどちらで評価されるのか」などを確認することで、自分に合う授業を選択することができます。

また、シラバスに加えて、学部学科ごとに配布される進級・卒業要件、履修のルールなどが記載された履修の手引きのような冊子もあると思いますので、併せて準備しておきましょう。
ただし、履修の手引きなど、名称は大学によって異なりますので、大学で配布された履修登録に関する冊子は、全て捨てずにとっておきましょう。

そして、時間割を書き込んでいける媒体を用意しておきましょう。紙でも時間割アプリでも、どちらでも構いません。ただ、時間割アプリの方が、大学の移動教室の際も、時間や教室番号をすぐに確認しやすいためおすすめです。

大学の授業は1コマ何分?

大学の授業は、1コマ90分が一般的です。しかし、近年、1コマ100分・105分に変更する大学が増えてきています。その理由として、1回あたりの授業時間を長くすることで、授業回数を減らすことができることが挙げられます。
大学によって、1コマの授業時間は異なりますので、必ずそれぞれの大学のホームページ等で確認するようにしてください。

大学生の授業時間や時間割について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてみてくださいね。

履修登録を進める手順

はじめての履修登録では、どのような手順で進めていけばいいのか分からないことも多いはずです。ここでは、筆者の経験を基に、効率よく上手に履修登録を進める方法を紹介します。

大学の履修登録の方法の手順の説明画像

①進級・卒業要件や履修の上限単位数を確認する

初めに、履修の手引きなどの冊子を見て、「進級要件・卒業要件」「一学期の履修上限単位数」「履修登録期間」などを確認しましょう。これらの情報は、履修登録を進める上で、必ず意識すべき項目になります。

忘れないように、メモを取ったり、そのページの写真を撮っておいたりすることで、いつでも振り返ることができるようにしておきましょう。

②必修科目を時間割に記入する

次に、学部学科ごとに配られる冊子などに記載されている今学期の必修科目をチェックし、時間割に記入していきましょう。

必修科目とは、必ず履修登録をして、最終的に単位を取らなければ卒業できない科目です。必修科目を落としてしまった場合には、来年度もう一度履修し、単位を取れるように努力する必要があります。必修科目は、大学側が履修推奨年度を示してくれる場合が多いです。そのため必修科目は、単位を落とさないようにすることが非常に重要です。

つまり、必修科目は必ず履修しなければいけない授業であるため最初に時間割に記入し、その後は、残りの時間割を埋めていく作業を行います。

パソコンの画像

③選択必修科目など卒業要件に関する授業を時間割に記入する

必修科目と同等に重要な科目が選択必修科目です。選択必修科目とは、複数の指定された授業の中から、自分が好きな授業を指定された単位数分履修する科目です。

例えば、選択必修科目に、「科目A・科目B・科目C・科目D」(それぞれ2単位)の4科目が指定されており、合計で6単位履修することが卒業要件になっていたとします。2単位×3個=6単位になるので、「科目A・科目B・科目C・科目D」の中から好きな科目を3つ履修して、単位を取得すればいいのです。

選択必修科目は、卒業できると思っていたのに卒業できなかった理由になることが多い科目です。選択必修科目の指定単位数や科目を間違えていないか、入念に確認を行いましょう。

選択必修科目も、必修科目と同等に重要な科目であるため、優先的に履修するようにしましょう。

④空きコマで受けられる授業がないか確認して時間割を埋める

必修科目と選択必修科目を時間割に記入したところで、時間割が埋まっていない時間で他に受けられる授業はないか授業と授業の間に空きコマがないかチェックします。空きコマとは、「1限目と3限目は授業があり、2限目は授業がない」といった、授業と授業の間に授業を受けない時限があることを言います。

経験上、空きコマはなるべく減らし、授業を履修することがおすすめです。なぜならば、空きコマには、授業の課題や勉強を進めることができる時間でもありますが、ついついだらけて過ごしてしまいがちの時間でもあるからです。だらけずに計画的に時間を使える方であれば空きコマがあっても問題ないと思いますが、ついつい暇な時間があるとスマホを触ってしまいがちな方などは、空きコマを作らずに授業を履修していた方が、結果として時間を有効に使えるでしょう。

このような手順で時間割が完成します。

⑤大学の履修登録システムにログインして履修登録を行う

履修する授業を決めるだけでは、履修登録は終わりません。履修登録で最も大切なのは、大学の履修登録システムに履修登録を行うことです。システムに履修登録を行うことではじめて、大学に履修登録を申請することができます

それぞれの大学で履修登録のシステムが存在します。大学からログイン情報や方法を教えてもらえますので、実際にログインできるか早めに試してみましょう。エラーなどが出てしまい、ログインできない場合は、教務課や学生課などにすぐに問い合わせるようにしましょう。後回しにしてしまうと、履修登録期間に間に合わない恐れがあります。

システムにログインできたら、実際に履修登録を行います。履修登録の方法はシステムによって異なりますので、自分の大学の方法を確認しながら、登録を進めて下さい。

⑥完了画面や履修登録確認書類をダウンロードしておく

システムに履修登録が完了したら、完了画面や履修登録確認書類を発行できるようになると思いますので、保存しておきましょう。また、それらをチェックして、自分が決めた授業が全て登録できているか最終確認を行いましょう。

履修登録期間であれば、何度でも登録を変更することが可能です。慌てずに、しっかりと確認しましょう。

大学のキャンパスの画像

後悔しない履修登録にするためのコツと注意点

履修登録を進める手順はお分かりいただけたでしょうか。履修登録では、手順だけではなく、後悔しないためのコツや注意点を押さえておくことが大切です。以下に履修登録のポイントを4つ紹介します。

授業ごとに出席の取り方と落単の条件を確認しておく

大学では、高校までとは異なり、ただ授業に出席するだけではなく、単位を落とさずに取りきることが非常に重要です。そのために履修登録の際に必ずチェックしておきたいことがあります。それは、「出席の取り方」と「単位を落とす要件」です。

大学では、それぞれの教授が独自の評価方法を定めています。そのため、出席を毎回確認する教授もいれば、出席を取らない教授もいます。出席確認がある授業の場合、何回以上の欠席で落単と決められていることが多いです。シラバスを参照して、あらかじめ把握しておきましょう。

自分が得意な評価方法(テスト・レポート)の授業を選ぶ

自分が単位を取りやすい授業を選択することも、履修登録では大切なポイントです。

一般的には、普段から課題をため込まずに、コツコツと進めることができるタイプの方は、レポート課題も計画的に進めることができる傾向にあるため、向いていることが多いです。一方で、レポートよりもテストで一発勝負の方が向いている方もいます。

入学したばかりは、自分がテストとレポートのどちらが向いているか判断しにくいと思います。そのため、1年前期の経験を踏まえて、1年後期以降の履修登録に自分の得意を反映させることがおすすめです。

1・2年生のうちになるべく単位を取っておく

大学1・2年生のうちに、できるだけ単位を取っておけると、3・4年生になった時に負担が少なくなります。一般的には、大学3年生から就職活動が始まります。就職活動や卒業研究に備えるためにも、1・2年生のうちに履修科目数の上限ぎりぎりまで単位を取っておくことを強くおすすめします。

履修登録の度に卒業要件の確認を行う

1年生のうちは、必修科目の取りこぼしがあっても、来年単位を取れれば問題ないですが、4年生になるとそうはいきません。履修登録に慣れてくると、「前に一度計算したから卒業要件は満たしているはず」と確認せずに、登録を進めてしまうケースも多いです。

しかし、ごくわずかですが、「選択必修が2単位足りなかった」と卒業要件に満たず、卒業間近になって卒業できないことを知ったというケースも存在します。この場合、もう一度就職活動をやり直さなければいけなくなってしまう可能性もあります。このような事態を避けるためにも、履修登録の際には、毎回卒業要件を満たせるかどうかの確認をするようにしましょう。

大学の成績評価の方法「GPA」とは

GPAとは、「Grade Point Average」の頭文字を取った略称のことです。平均を意味する「Average」が入っているように、GPAとは、評価の平均点を示しています。

多くの大学では、それぞれの授業を「秀・優・良・可・不可」の5段階で評価します。不可は、単位を落としたことを意味します。大学ごとに「秀・優・良・可・不可」それぞれの点数が決まっており、履修した授業の評価の点数の平均点がGPAに該当します。

GPAの算出にあたり、履修する全ての授業を対象とする大学もあれば、学部学科の専門科目のみGPAの対象とする大学もあるなど、評価対象は様々です。必ず自分の大学の評価方法を確認するようにしてください。

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履修登録に関するよくある質問

最後に、履修登録に関するよくある質問に回答します。ぜひ、最後までチェックして、履修登録の参考にしてみてください。

登録した授業の取り消し・変更はできる?

一度履修登録をした授業も、履修登録(申請)期間であれば、自由に授業の追加・取り消しといった修正を行うことが可能です。また、数週間の履修登録期間が終わると、その直後に数日間の履修修正期間が設けられている大学が多いです。この2つの期間内であれば、問題なく授業の取り消し・変更が可能です。

ただし、この2つの期間を過ぎると、授業を取り消しできない場合もありますので、注意が必要です。変更できる期間が終了する前に、自分の履修登録状況を確認し、ミスがないかチェックするようにしましょう。

一度単位を落としてしまったらどうすればいい?

一度単位を落としてしまっても、4年生以外の学年であれば、基本問題ありません。必修科目であれば、必ず単位を取る必要があるため、来年度に再履修をしましょう。また、必修でない科目であれば、卒業要件を満たしていればその授業の単位を取る必要はないため、自分の履修計画に応じて、再履修をするかしないか判断しましょう。

注意が必要なのは、4年生で単位を落としてしまった場合です。4年生の必修は、卒業研究のみの場合が多いですが、4年生で必修を落としてしまうと、留年してもう一度再履修することになってしまうため、卒業できなくなってしまいます。4年生で受ける必修科目は必ず単位を取れるようにしましょう。

GPAって就職活動に関係する?

結論、GPAが就職活動に影響するか否かは企業によって異なります。企業によっては、履修した科目の評価の提出を求める場合やGPAの点数を聞かれる場合があります

しかし、就職活動では、GPAよりも重要視される項目がいくつもあります。もちろん、GPAが高いに越したことはないため、日々の授業では好成績を取れるよう頑張ることはおすすめです。一方、GPAが低くても、「ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)」や自分の強み、志望度の高さを十分にアピールできれば、問題ありません。

まとめ

本記事では、大学1年生の新入生に向けた具体的な履修登録の手順や注意点、よくある質問を解説しました。

大学に入学したばかりの頃は、慣れないことも多く不安になることもあるかもしれませんが、きちんと手順を踏み、ルールに則った履修登録をすれば、問題ありません。無事に卒業できるよう、1年生のうちから順調な大学生活をスタートさせてくださいね。